トタンの屋根に 雨水が消える 七月の湿った虹
ハンカチで額を 三度拭って 笑い顔は崩れた
思いは優しく 答えは切なく 出来ることなど見当たらないよ
部屋で見つけた 黒い版画には 目の無い鳥が描かれてる
窓から腕を差し出して 眉間に皺を寄せながら 届かない空に唾を吐きかけて
受け入れない 受け入れない言葉は宙に回っている
―空っぽになったビニールハウス 農道には人っ子一人居ない
少年少女は都会に行った ただ一面の緑
例えばこの青い空の下 僕と全く同じこと 考えてる人はどのくらい居るんだろう?
しばらくすると辺りには 土砂降りの雨が降って 昨日見た場所に僕を連れて行く
濡らしたアスファルトの匂い 焦げ臭い焚き火のあと
がらんどうには剥製が並んで
夜になったら靴を履いて 遠くのほうへ行こう
大人になったらそれだけで 楽しく笑えるよ
見えないものが見えなくなったら 大人の世界が顔を出す
静かにそして我が物顔で 大人の自分が顔を出す
片隅の小さな出来事さ 大人の未来が僕を待ってる
大人になったら 大人になったら
花束はもらえない
運命はかくも儚く僕達の心をついばむ
それを恐れて動けないなら 大きく深呼吸をして
目を閉じれば、花が咲くくらい美しい世界が広がる
目を閉じれば、花が咲くくらい美しい世界が広がる
目を閉じれば、花が咲くくらい美しい世界が広がる
目を閉じれば、花が咲くくらい、美しい世界が広がる!
過ぎた日は帰らない たとえ世界がなくなっても
花束はもらえない 素敵な夜空さ
過ぎた日は帰らない たとえ世界がなくなっても
花束はもらえない 素敵な夜空さ