赤い雲、それは何千年も昔から陽の光をさえぎる。
畳の上で転がって算盤を弾く彼の目にはそれが見えず、
絶えず周囲を見渡して、読む空気を探していた。
右手は血に染まり、頭の中はいつも同じことばかり考えて、
左の脳が熱くなって、頭の中にはヤニが溜まる。
うすぼんやりと景色は動いて、都会の夜は君の動きを止め
しまいにゃ全てが見えなくなる しまいにゃ全てが見えなくなる
真っ赤に染まったあの空が、寄る辺ないの頬を染めたとき
しまいにゃ全てが見えなくなる しまいにゃ全てが見えなくなる


消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出


いつの日か、彼にも終わりがやって来て、
ぼんやりと天井を見つめながら、生まれてからのことを思い出すときがやって来る
上昇志向が天を衝き、何も残らなくなったとき、
抱えて生きるべきものを探した彼は、甘い誘惑に身を委ね、
そして時は流れて、彼の周りは、おかしなもので一杯になった。
あの夏も、あのブランコも、あの夕暮れも、あのポロシャツも、あの二人並んだ防波堤も、
夜の海走り回った夏の日も、歪みの無い情熱も、疑うことを知らないのどかな朝も、
全てあの赤い雲に遮られ、明々後日には消えてゆくだろう。

うすぼんやりと景色は動いて、都会の夜は君の動きを止め
しまいにゃ全てが見えなくなる しまいにゃ全てが見えなくなる
真っ赤に染まったあの空が、寄る辺ないの頬を染めたとき
しまいにゃ全てが見えなくなる しまいにゃ全てが見えなくなる


消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出

暗がりに続く君の影が また一歩向こうに消えたとき
僕は空の海を見上げた 涙はいつも流れない
汚れなきあの時代 プールサイドの匂い
寝起きで眺める景色 一昨昨日の笑えない雨

消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出

暗がりに続く君の影が また一歩向こうに消えたら
僕は空の海を見上げる 少しだけ涙が流れる
汚れなきあの時代 プールサイドの匂い
寝起きで眺める景色 一昨昨日の笑えない雨

消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出
消してはいけない甘い思い出




消してはいけない甘い、淡い思い出