悲しい人、悲しい人、悲しい人、悲しい人、悲しい人、悲しい人、僕には見えない

悲しい人、悲しい人、悲しい人、悲しい人、悲しい人、悲しい人、僕には見えない

渋谷の裏手の寒空、俺は都営住宅のふもとで煙草を吸う。
三分の一になった景色、くすんで舞い上がった僻地、
あの日思った生活に、今日の仕草は含まれていたんだろうか?
光は悩みを含んで、うすぼんやりとビルを照らし、
三分の一になった夜空には、それでも星がまたたく!

順番に景色は変わって 散々な僕の気持ちは
いつも二人で終わる セーターの裏地は冷たい
楽しく出来ればいいって、優しく出来ればいいって
必死で強がりを言った セーターの裏地は冷たい


悲しい人 あなたはいつも 抱え込んだ一人だけの傷
悲しい人 あなたはいつも 人に弱気は見せたくないと
悲しい人 あなたはいつも 喉もと過ぎても熱くなって
悲しい人 強くなってくれ 夜に混ざらないすえた模様

都会の夜に星はなくなって、くだらないことはいくらでもある
セットリストは今日も変わらない、セーターの裏地は冷たい
十年経ってもきっとそうで、なんだって変わりはしないだろうさ

都会の夜の星空、俺は昔の写真を無くした

少し前に見た、八月の空で、目隠しのまんまで君を待つ
優しい目をした、正しい人らが、要領のよくない君を待つ

悲しい人 あなたはいつも 抱え込んだ一人だけの傷
悲しい人 あなたはいつも 人に弱気は見せたくないと
悲しい人 あなたはいつも 喉もと過ぎても熱くなって
悲しい人 強くなってくれ 夜に混ざらないすえた模様

覚悟は昨日にかき消され
白昼夢のような今日は露
明日のことは、分からないまま
明日のことは、分からないまま
明日のことは、分からないまま
明日のことは、分からないまま